top of page
検索
執筆者の写真JCC編集部

[活動紹介]コスメティックバレー設立30周年記念式典に参加しました

更新日:2 日前

2024年6月24日、世界最大級の化粧品産業クラスターであるフランス・コスメティックバレー(Cosmetic Valley:以下CV)※注1の設立30周年記念セレモニーが開催されました。


メインのセレモニーを含み3日間にわたって盛大なイベントが行われ、フランス政府関係者やCV会員企業、また海外の連携クラスターなど、多くの関係者が集いました。


本レポートでは、充実した3日間のイベントの中からピックアップして紹介します。


シャンボール城前でコスメティックバレーと関係者で行った記念撮影

今回のセレモニーには代表理事会長の山﨑信二と、コーディネーターのパーロ・シルビアの2名で参加しました。

日本以外にも、グローバル コスメティクス クラスター(Global Cosmetics Cluster:以下GCC)※注2に参画する諸外国のクラスターからも多数の参加がありました。



セレモニーはフランス北中部に位置するシャンボール城(Chateâu de Chambord)で開催されました。


シャンボール城の尖塔。シャンボール城は世界遺産にも登録されたロワール渓谷で最大級の城
シャンボール城は世界遺産にも登録されたロワール渓谷で最大級の城


フランス国内はもちろんのこと、世界各国より500人以上の参加者が集い、著名なテレビ司会者でジャーナリストのステファン・ベルヌ(Stéphane Bern)氏が司会を務めました。


セレモニーの一環としてJCCを含む連携クラスターが登壇し、ベルヌ氏によるインタビューを受け、GCC内でのフランスとの強力な国際協力関係をアピールしました。


ステファン・ベルヌ氏(写真左)からインタビューを受けるJCC代表理事会長 山﨑信二
ステファン・ベルヌ氏(写真左)からインタビューを受けるJCC代表理事会長 山﨑信二


セレモニー終了後のレセプションパーティでは、有名な二重らせん階段を囲みつつ、フランス、そして世界各国のクラスターとの交流を楽しみました。


シャンボール城での夕食。奥の二重らせん階段はレオナルド・ダ・ヴィンチが設計したという説もある
二重らせん階段(写真奥)はレオナルド・ダ・ヴィンチが設計したという説もある


3日間のプログラムでは、過去30年間に渡りCVの成長を支えてきた主要な場所や機関を訪問しました。ツアーのハイライトは次のとおりです。



  • シャルトル市庁舎での歓迎レセプション及び市内のイルミネーションのナイトツアー

シャルトル市で行われたレセプション。海外クラスターとシャルトル市長のジャン =ピエール・ゴルジュ氏も駆けつけました
レセプションにはシャルトル市長のジャン =ピエール・ゴルジュ氏(写真中央)も駆けつけました

プロジェクションマッピングで彩られるシャルトル市庁舎
プロジェクションマッピングで彩られるシャルトル市庁舎


  • ブロワ(フランス中央部、ロワール=エ=シェール県の都市で県庁所在地)にあるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の次世代型スマートファクトリー見学ツアー


  • レオナルド・ダ・ヴィンチとルネッサンスの香水をテーマとした展覧会の観覧を含むクロ・リュセ城(Château du Clos Lucé)の特別ツアー


  • VALESENSおよびRCP Design Global※注3への訪問


RCP Design GlobalのTours本部「SENSORY DESIGN CENTER」での記念撮影
RCP Design Globalのトゥール本部「SENSORY DESIGN CENTER」にて

このイベントはCVの業績を祝うだけでなく、この地域の豊かな化粧品の伝統と革新に触れ、化粧品業界の国際的なパートナー間の絆の強化につながったと固く信じています。


私たちジャパン・コスメティックセンターはコスメティックバレーをモデルとして、2013年にCVの前会長であるアルバン・ロバート・ミュラー氏を初代会長に迎え、設立しました。

CVとは2015年に連携協力協定を締結、以降展示会への参加や研究者間の交流、またGCCのパートナーとしてさまざまな交流を深めてきました。

CVのみなさまとの温かく充実した交流に感謝するととも、フランスをはじめとした各国の連携しているクラスターと、今後も緊密なパートナーシップを築いていけることを楽しみにしています。



■公式ティザー動画






注1:フランス・ウール=エ=ロワール県シャルトルにある世界最大の化粧品クラスター。LVMHやゲランをはじめ、680社以上の会員数を誇る。

注2:世界初の化粧品・香水産業の国際クラスター。現在世界各国より17のクラスターが参画している。

注3:フランスにおけるインダストリアルデザインのパイオニア。公共交通機関や鉄道車両の設計において多数のデザインを手掛けている。


 

Text:パーロ・シルビア(Silvia Paro)

ジャパン・コスメティックセンター 海外連携担当コーディネーター


文章校正:時津道志(Masafumi Tokitsu)

ジャパン・コスメティックセンター 情報発信担当コーディネーター

閲覧数:143回0件のコメント

Commenti


bottom of page